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5.1.2 情報ネットワークシステム
本システムは、ムアラにある海洋局本部の国家流出油対応センターに設置されている。
唯一の弱点は,設置した型式のプリンターがブルネイではあまり使用されていないものなので、プリンターのトナーが地元で入手できないことである。
トナー交換時には、シンガポールからトナーを取り寄せる必要がある

 

5.1.3 流出油防除能力の現状
OSPAR計画の下に供与された資機材は、オイルフェンスのみに限定されたので、ブルネイは、能力増強のための必要資機材を新たに補強した。
1996年5月21日、以下の資機材を補強した。

 

オイルフェンス(R0-Boom-0610 River type) 500m
付属品:保管用リール 5基
手動巻取機 5基
機動送風装置 2基
真空油回収システム(R0-VAC)及び付属品 1基
油回収装置(Oil Skimmers)(R0-DISC 15) 2基
船上設置用散布装置 2基
油処理剤 200リットル
油吸着剤 10函
移動式貯油タンク(FASTANK)(容量 10cu.m)及び付属品 4基
移動式貯油タンク(FASTANK)(容量 7.5cu.m)及び付属品 2基
VHF舶用トランシーバー 2墓
ハンディVHF 5基
防護服及び防護具

 

上記資機材はOSPAR資機材とともにテストされ、かつ直ちに利用できる状態に維持されている。

 

 

 

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